パワーストーンも産地にこだわって選ぶ!?世界に誇れる日本産のパワーストーン

パワーストーンのショップには、世界各国から多くの種類の石が集められていますが、そのほとんどは外国産です。そのせいか、日本からも多くのパワーストーンが産出されるということはあまり知られていないようです。日本産のパワーストーンは世界的にもその価値を認められているものがたくさんあります。日本産のパワーストーンの魅力について探っていきましょう。

パワーストーンの産地を重要視する理由について

人の手によって掘り起こされるまで気が遠くなるほどの長い眠りについていたパワーストーンは、よくも悪くもその土地の影響を色濃く受けています。清浄な土地で育まれたパワーストーンは清浄な波動を持ちますし、反対に人の血が多く流されてきたような土地で育まれたパワーストーンには悲しみや恨みといったネガティブな念が籠っていることもあります。こうした違いは、ぱっと石を見ただけでは分からないことがほとんどですので、購入の際には注意が必要です。

また、効率よく原石を採取するために、ダイナマイトなどで鉱脈を一気に壊すという方法を取っている産地も少なからずあるようです。こうしたものは、石自身も大きなダメージを受けますので、やはり本来の力を十分に発揮できない状況になっていることが多いようです。

日本人と日本産のパワーストーン

古来より日本人は石には神の力が宿るとして、ご神体として大切にお祀りしていました。日本最古の歴史書である古事記には、勾玉をはじめとする神秘的な石が数多く登場します。日本の風土のなかで育まれたパワーストーンたちは、日本人である私たちをはるか遠い昔から見守ってくれているのです。日本産のパワーストーンを持つことは、自分たちのルーツである先祖との縁を再認識することにもつながります。日本産のパワーストーンたちは、あなたとともに歩んでくれる頼もしいパートナーになってくれるはずです。

日本国内のパワーストーンの産地

日本では、産出量は少ないものの、高品質なパワーストーンの産出地が各地に見られます。特に世界的に有名なものは水晶やヒスイですが、それ以外にも様々な原石が産出されます。

以下に水晶をはじめとする日本産の代表的なパワーストーンとその産地についてご紹介します。

水晶:山梨県や長野県、長崎県などの代表的な産地のほかにも、日本各地で発掘されます。
ヒスイ:富山県糸魚川のものが有名です。現在は糸魚川のヒスイは天然記念物に指定されています。
琥珀:岩手県久慈市は国内最大の琥珀産地です。その歴史は古く、古墳時代にまでさかのぼります。

その他にも、トルマリン、トパーズ、ガーネット、アクアマリン、メノウなど、多くの種類の国産のパワーストーンが存在していますが、昨今は値段の安い外国産に押されがちです。その結果、特に品質の良い国産のパワーストーンの希少価値は年々高まっています。

意外に身近な場所にも?裏ワザ的に日本産のパワーストーンを手に入れる方法

日本は火山国ということもあって、様々な場所でパワーストーンが発掘されます。例えば、花崗岩の多い場所では水晶をはじめとするパワーストーンが産出されることが多いため、近隣のお土産屋さんなどで、びっくりするような安価で高品質な原石が売られていることがあります。またヒスイ海岸のように、波に打ち上げられたヒスイの原石を誰もが拾えるような場所も複数存在しています。旅行などでこうした場所の近くを訪れることがあれば、パワーストーンとの出会いを求めて立ち寄ってみるのも楽しいですね。

まとめ

日本産のパワーストーンは希少価値が高く、なかには年々入手しづらくなってきているものもありますが、それだけに手にした時の喜びはひとしおです。古来より、日本人である私たちを見守り続けていた日本産のパワーストーン。これを機会に手元に置いてみてはいかがでしょうか?