色の違いにより名前が異なる、ルビーとサファイアの効果の違いとは!

ルビーとサファイアは、宝石として有名なので知っている方も多いのではないでしょうか。一見全く違う天然石に見えますが、大体の成分は同じとなります。赤色の物をルビー、それ以外の全ての色の物をサファイアと呼ばれています。
そんな2つの天然石について、これから紹介させていただきます。

【ルビー 紅玉(こうぎょく)】

硬度: 9
ルビーは古くから人々から愛されておりましたが、過去にはルビーと呼ばれていた天然石が実は別の天然石だったという事もあったようです。とても有名な物として、イギリスの王冠に使われていた『ブラックプリンスルビー』はルビーではなく『スピネル』だったと言われています。ルビーとスピネルは、硬度は異なりますが、見た目が似ていたとして間違われる事が多かったようです。
ルビーは「宝石の女王」と呼ばれており、情熱的で華やかさを持っている、鮮やかな赤い物を言います。

ルビーはダイヤモンドに次ぐ固い鉱物でもあり、色が赤い物をルビーと言われています。
ルビーは、カリスマ性を高め持ち主に存在感を与えてくれるでしょう。何事にも屈しない強い精神を養ってくれるので、次第に周囲からの信頼を得られるようになります。
また、とてもパワフルなエネルギーを持っていますので、。恋愛において持ち主が積極的に動けるようにも働きかけてくれます。ルビーには勝利へ導くとも言われているので、自信を持てない方にもおすすめです。
身体に対しての働きかけは、持ち主の生命力を高め、筋肉繊維に力強さを与えてくれるので、活発に活動したいと言う方に対しておすすめです。
他には、性的な魅力や高揚感を高めるとも言われているので、自然と色気も高まっていく事が期待出来ます。

ルビーの主な原産国は、タイ、ミャンマー、タンザニア、マダガスカル、ベトナム、ケニアなどとなります。

【サファイア 青玉 (せいぎょく)】

硬度: 9
古代では、サファイアは青い石全般の総称として呼ばれていました。そのため、旧約聖書にはラピスラズリをサファイアと呼んでいたという事も残されています。
サファイアと聞くと、綺麗な澄んだブルーを想像する方も多いのではないでしょうか。サファイアはルビーと同じグループの鉱物(コランダムのグループ)となりますが、真っ赤な色の物をルビー、それ以外の全ての色の物をサファイアと分けられています。サファイアには、ブルーの他には緑色、黄色、ピンク色、紫色などの色の物があります。

持ち主に常に冷静で一時的な感情に流されないように理性を高めてくれるので、目標に向かって堅実に行きたいという方におすすめの石です。
他には持ち主のカリスマ性を高めたり、勝利を呼ぶ石とも言われています。
知性を高める効果もみられるので、学業に力を入れたい方、また仕事に関係する石でもあるので、目標に向けて頑張る方に是非持っていただきたい石です。
身体に対しての働きかけは、目に対して癒しを与えてくれます。

サファイアの主な原産国は、スリランカ、ミャンマー、カンボジア、タイなどとなります。

まとめ

いかがでしたか?
ルビーもサファイアも、ダイヤモンドに次ぐ固いコランダムの鉱物に該当して、色とりどりで、どちらも宝石として使われたりするほど、綺麗で人を魅了する天然石の一つでもあります。
どちらもカリスマ性を高めたりする点は共通していますが、ルビーは情熱的で積極的に、サファイアは冷静さを高めたりと対照的な効果の違いも見られるので、好みでお好きな物を選ぶのが良いでしょう。